NPO法人南アルプス共和国の日々の活動履歴


by rococo510
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驚異のポリプロピレン!

4月20日付の山梨日々新聞の記事に目を見張った。
掲載記事の要旨は次の通りです。
鉄より強いプラスチック…広島大教授ら開発…食器で実用化検討
   鉄鋼の2~5倍の強度を持つプラスチックのシートを開発したと広島大の彦坂正道特任教授(高分子物   理学)らのブループが19日、発表した。
   厚さ10分の数ミリ。透明で成形しやすく、自動車の車体やガラスの代用品などとして応用が見込める。
   通常のプラスチックとほぼ同じ値段ででき、不純物がないためリサイクルしやすい利点もあり、新素材と  して普及を目指す。まずは食品容器での実用化を検討している。
   グループは、ひも状の高分子ポリプロピレンの液体を、融点以下の約150度で瞬間的に圧縮した。
   すると分子ひもが引き伸ばされて整列、結晶が緊密に強く結び付いた状態でできた。
   従来のポリプロピレンより、引っ張り強度が7倍以上の230メガパスカルに増していた。
   この強度は同じ重さの鉄鋼の2~5倍という。
   グループの試算では、自動車の車体を鉄鋼ではなく今回の素材に置き換えると、コストが3分の1から4  分の1で済むという。
との記事でした。

私たちのNPOが皆さんと一緒に集めてリサイクルを進めているキャップもポリプロピレンで出来ています。ポリプロピレンはプラスチックの分類を表す略号では「PP」とされています。
  ポリプロピレンは、どんな物に使われているか調べてみましょう。
  PPは、建築、建設資材や家庭用品として容器、おもちゃ、スポーツ用品、電気器具、カーペットなどに用い られています。
  素材形態としては、吸水性がないため衣料繊維として用いる事は少なく、漁網、ロープ、カーペットなどに  用いられています。
  一方、熱可逆性が高く、成型も容易なため容器として広く用いられており、食品容器に多く用いられて、食 品容器の代表的な製品としてタッパーウェアーが知られています。
  また、軽く、強靱で、耐食性があり生体適合性もよいことから、たとえば、注射筒や輸液容器、人口の水晶 体(眼内レンズ)支持部のように体内埋め込み型医療機器の材料など、医用材料として広く用いられていま す。
(出典:フリー百科事典『ウィキペディア』より)

  山梨県内で消費される飲料用ペットボトルは、年間約1,500トンと言われています。
 ペットボトル本体の平均重量は1本約30㌘です。
 ペットボトルのキャップの重量は1個2.5㌘です。
 約10分の1の重量としても、山梨県下で発生するキャップの重量は年間150トンにもなります。
 もし、これをゴミに出して燃やされたとすると、年間約473トンの二酸化炭素を排出することになります。
 様々な用途に用いられ私たちの生活になくてはならないポリプロピレンを、ゴミとしないで有価物として再利用するシステムを作らないと国家の損失と思いますが如何でしょう。

   
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by rococo510 | 2010-04-20 16:57